過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる
こんばんは、ちどりです。
カナダの精神科医であるエリック・バーンのコトバ。
エリック・バーンはエゴグラムの基となる交流分析の理論を考案した方です。
交流分析では心を以下の3つの自我に分けて理解します。
- 親:過去に自分の親などの外から取り入れた思考・感情・行動パターンの再現
- 大人:現在の状況に対する自主的な思考・感情・行動のセット
- 子ども:過去の自分が子どものころに体験した思考・感情・行動パターンの再現
この3つの自我のうち、今の自分がどれに当てはまるかに気付くことで、自発的に自我を切り替え、過去に縛られない自律的な自分を再発見します。
この交流分析から発展したエゴグラムでは、心をさらに5つの領域に分けます。
- CP(お父さん度):「支配的な親」の自我状態
- NP(お母さん度):「養育的な親」の自我状態
- A(大人度):「合理的な大人」の自我状態
- FC(やんちゃ坊主度):「天真爛漫な子ども」の自我状態
- AC(いいこちゃん度):「従順な子ども」の自我状態
この各項目の得点を折れ線グラフにし、その見た目でどのような性格傾向かを診断します。
少し話が逸れてしまいましたね。
「過去と他人は変えられない」 「自分と未来は変えられる」
これは真理かなと思います。
特に変えられない他人を変えようとし、期待し、苦しんでいる人をよく見かけます。
自分ができることは何なのか、未来をどのようにしたいのか。
そのような前向き思考で生きていくことで、心を健康に整えたり、新しいアイデアが湧いてきたりするように思います。
常にそのような自分でありたいものですね。