公認心理師の取得を目指してみた(その3)

こんばんは、ちどりです。

第5回公認心理師試験、受験の手引の請求が始まりましたね。
私もさっそく申し込みしました。

G区分…いわゆる現任者が受験できるのは今回が最後になります。
忘れずに申込しましょう。

簡単ではありますが、試験当日までのスケジュールを確認させてください。

  • 2022年1月25日 受験の手引請求開始
  • 2022年3月7日 試験申込開始
  • 2022年6月24日 受験票交付
  • 2022年7月17日 第5回公認心理師試験
  • 2022年8月26日 合否発表

つまり、この記事の更新時点で試験まで半年を切っています。焦ってしまいますね。
ただ、自分のできることしかできない+コツコツ積み上げるしかないので、それぞれで頑張っていきましょう。

ちなみに試験対策といえば問題集やテキストを使う人が多いと思います。
ということで今回の本題。
私が購入したテキストや問題集について紹介します。



テキスト①「心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版」


ペンギンのイラストが目印の公認心理師試験対策研究会の本。
試験出題範囲が網羅されているととも、一問一答や章末問題などで自分の知識の定着を確認できます。

なお、私は電子書籍で購入しました。
分からない語句を検索して探すことができるのは紙の書籍にはない大きなメリットと思います。
詳しくは後述しますね


問題集①「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集 2022年版」


テキストに同じく、ペンギンのイラストが目印の公認心理師試験対策研究会の本。
受験者の中ではもっぱら「ペンギン本」を呼ばれているようです。
過去問を含めた問題集ですね。

著作権があるので内容をお見せすることはできませんが、書籍を開いて見開きにして左側が過去問、右側が解説ページとなっております。視認性がよいので、おすすめです。


問題集②「赤本 公認心理師国試対策2022 (KS心理学専門書) 」


前述の「ペンギン本」に対し、こちらは「赤本」と呼ばれています。
私はメインの問題集として「ペンギン本」を活用しますが、何周もするとただ問題と答えを記憶してしまうだけになってしまう可能性があります。
それを防ぐためのサブの問題集として購入しました。

レイアウトとしては、問題→解説と続きになっており、よくあるものかなと思います。


テキストは電子書籍、問題集は紙ベースがおすすめ

今はもっぱら試験に向けてひたすら学習していますが、テキストは電子書籍がおすすめです。
電子書籍だと、わからない語句があったときに検索をかけられます。これが非常に便利。


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こんな感じですね。

これが紙ベースだと巻末の索引から語句を探し、該当ページへ飛ぶということになります。
語句を探すのは手間ですし、場合によっては調べたい語句が見つからない(掲載されていない)こともあります。
これが検索という作業だけで完結できるのは有り難いです。


一方、問題集は紙ベースがおすすめ。

テキストと同じく電子書籍にしてしまうと、テキストと問題集を同時に表示するためにSplit Viewのような画面を分割する必要があります。
そうすると、表示領域が小さくなってしまって不便になってしまいます。

私はの学習環境は以下の通りです。

  • 紙の問題集を開きながら
  • iPadのGoodNotesアプリに解答やメモを書き込みつつ
  • 分からないことは

タブレットが2台あるなら電子書籍でも良いかもです。


私のテッパン勉強法、ひたすら過去問を解く

今回は購入したテキストや問題集を紹介しましたが、ありがちなのがこういう冊子を買ったことで安心しないように注意。当たり前ですが、買ったものは活用しないと意味がありません。

私たちが過去に経験した「点数は高ければ高い方がいい」という学校の試験に対して、公認心理師をはじめとした国家試験は合格基準が定められています。

要項に記載されていますが、公認心理師試験は6割の正解が合格の基準。
実際には問題の難易度によって多少、上下するようです。
ようは6割、合格基準ぎりぎりで合格したとしても、満点に近い状態で合格したとしても資格認定されるという結果は同じわけです。

こういった試験の場合は、過去問を基にした知識量を増やすことが大切です。
実際の試験では過去問と全く同じものが出るわけではありませんが、要点は十分に押さえられています。
問題文と答えを覚えるのではなく、過去問を通して「なぜ解答はその選択肢なのか、なぜ他の選択肢は解答ではないのか」を説明できるように知識量を増やすことが大切です。

試験まで半年弱…。
受験される方は、お互い良い結果が出るように頑張りましょう。